電通、傘下の「CARTA HOLDINGS」をドコモとの合弁会社化--デジタルマーケ強化

 電通グループは6月16日、傘下の「CARTA HOLDINGS」をNTTドコモとの合弁会社とするため、3社による業務資本提携契約を締結することを発表した。この提携により、dentsu Japanのデジタルマーケティング事業の強化を目指す。

 合弁会社化後のCARTA HOLDINGSは非公開化され、電通グループの持分法適用関連会社となる予定だ。株式保有比率は電通グループが51.00%、ドコモが46.00%、その他株主が3.00%となる見込みで、現在電通グループの持分法適用関連会社であるD2CはCARTA HOLDINGSの子会社となる。

合弁会社化の実施前(画像=上)と実施後(画像=下) 合弁会社化の実施前(画像=上)と実施後(画像=下)
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ドコモの会員データとCARTAの技術力を融合

 この提携の狙いは、CARTA HOLDINGSが持つ多様なメディア接点や広告運用、プロダクト開発などのデジタルマーケティング技術と、ドコモが保有するオンライン・オフライン横断の行動・購買データを含むID単位の会員データを組み合わせることにある。

 両社の強みを掛け合わせることで、新たなマーケティングソリューションの開発・提供が可能になる。また、ドコモの全国拠点ネットワークを活用し、日本各地での事業機会拡大も図る計画だ。

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