老朽化する全国の公共施設、クラウドで救えるか? 山下PMCが新サービス

 山下PMCは6月10日、自治体向けに公共施設の運営・保全を効率化する「b-platform for 公共施設マネジメント」の提供を開始した。施設管理のための情報を一元化し、老朽化対策のための投資判断を支援する。

b-platform for 公共施設マネジメント b-platform for 公共施設マネジメント
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 日本各地の自治体では、高度経済成長期に整備された公共施設が一斉に老朽化を迎えているが、財政負担や技術系職員の不足から効率的な管理が課題となっている。

 山下PMCはこれまで、公共施設のプロジェクトマネジメント(PM)やコンストラクションマネジメント(CM)の支援を行う中で、「施設データが紙やExcelで分散管理されているために把握が困難」「施設保全の進捗状況が定量的に見えない」など、現場の課題を把握してきた。

 今回提供を始めた「b-platform for 公共施設マネジメント」では、施設の建物情報や運営・保全に関する情報を一元管理し、各部署がリアルタイムでアクセスできる環境を構築。これにより、データ収集・分析の負担を削減し、過去から現在、将来に至るまでの施設情報を可視化できるという。さらに、施設の更新や修繕に関する投資判断も効率化し、長期的な視点に立った公共施設の再編や適正管理を支援する。

 山下PMCは「施設管理の効率化で職員がコア業務に集中でき、自治体が持続可能な公共サービスを提供できる体制を支援していく」としている。

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