今週から米国の一部の「Galaxy」ユーザーは、ロック画面に特定の服を着た自分の姿が表示されるAIショッピング体験を試せるようになる。これはサムスンとGlance AIの提携によるもので、AIを活用してユーザー自身の実際の写真にファッションやスタイルを適用する。もちろん、ワンタップで購入ページに進めるリンクも表示される。
Glance AIによれば、この機能は今週から一部のデバイス向けに提供され、30日以内に他のデバイスにも展開されるという。
この機能はアプリとしてもロック画面の機能としても利用でき、オプトイン方式となっている。Glance AIの広報担当者は「サムスンはすべてのデバイスでこの新しいAI技術を周知するプロモーションを行い、ユーザーはインストールと有効化を選択できる」と述べた。
Glance AIアプリはユーザーの画像を取り込み、その人が特定の服を着た姿を生成する。ユーザーはタップするだけで服を選び、購入できる。Glance AIは、米国内外400社を超える衣料ブランドとの提携を活用し、レコメンドの生成と受注処理をするという。
この最新のAI機能は、さまざまな服やアクセサリーを着た場合の姿をAIで生成する「試着」技術の新しい形だ。例えばGoogleの技術では、ユーザーは服を選び、それを着た場合の自身の見た目を確認したり、AIに与えた情報に基づく別のスタイルを見たりできる。
Glance AIの新たなアプリはさらに一歩進み、ユーザーに似合う服を推測して購買を促す。
「Glance AIは、人間の根源的な真実――自分の最高の姿になりたいという欲求――に突き動かされている。その願望と現実の間に立ちはだかるのは、可能性を知ることや、それを実現するプラットフォームへのアクセスだ」とGlanceおよびInMobiの創業者で最高経営責任者(CEO)のNaveen Tewari氏は語った。
新機能の展開は以下のデバイスから始まる予定だ。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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