細かい数字を見なくてもAppleの「iPhone」がスマートフォン市場で特に成功している機種の1つだと認識しているかもしれないが、それが具体的に裏付けられた。「iPhone 16」が、2025年第1四半期に最も多く売れたスマートフォンとなった。
このデータは市場調査会社Counterpoint Researchの「Global Handset Model Sales Tracker」によるものだ。この調査によれば、第1四半期(1〜3月)にベースモデルのiPhone 16が世界販売台数で1位となった。Appleは上位をほぼ独占し、「iPhone 16 Pro Max」、「iPhone 16 Pro」、前世代のベースモデル「iPhone 15」が2~4位を占めた。10位には「iPhone 16 Plus」が入った。
Counterpointは、第1四半期に現行ベースモデルのiPhoneが再び首位に返り咲いたことを注目ポイントとして挙げた。2024年第1四半期にはハイエンドのPro Maxモデルが首位だった。同社は背景として、中国で政府が低価格モデルに補助金を出していることや華為技術(ファーウェイ)の高価格モデルが強力な競合となっていることなどを指摘した。
Appleの広報担当者はコメントの依頼にすぐには応じなかった。
トップ10の中ではサムスンがAppleに迫り、「Galaxy A16 5G」「Galaxy A06」「Galaxy S25 Ultra」「Galaxy A55 5G」が5、6、7、9位に入った。残る8位は中国の小米科技(シャオミ)が提供する「Redmi 14C 4G」で、これは米国の多くの小売店で150ドル未満で買える超低価格モデルだ。
Counterpoint Researchこの記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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