今年の夏に海外旅行の予定があるなら、道路標識や会話の素早い翻訳に、Google翻訳アプリが役立つだろう。
iPhoneやiPadでは従来、標準翻訳アプリはApple純正のみだった。しかし、最新のGoogle翻訳のアップデートにより、Google翻訳をデフォルトの翻訳アプリとして選択可能になった。iOSまたはiPadOS 18.4以降搭載のiPhone、iPadで利用可能だ。
GoogleはAIによる翻訳機能強化に着手している。2024年には110言語を追加し、対応言語は計249に増えた。一方で、Apple翻訳の対応言語は19だ。この件についてGoogleとAppleにコメントを求めたが、いずれも現時点での回答はない。
GoogleとAppleの翻訳アプリはいずれも、音声とテキストを翻訳可能で、カメラを向けるだけで即座に翻訳するカメラ機能も備える。インターネット接続なしで使えることも共通で、遠隔地を旅行する際には特に役立つだろう。
両方を試したところ、Google翻訳のほうが音声認識がやや早く、何度も繰り返さずにすんだ。音声の発音もApple翻訳よりやや聞き取りやすいため、Google翻訳をデフォルトに切り替えることにした。ここからはその方法を紹介しよう。
iPhoneとiPadがそれぞれiOS・iPadOS 18.4以降であれば、Google翻訳をデフォルトアプリに簡単に設定できる。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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