NTTドコモが運営するモバイル社会研究所は5月19日、お金の知識や資産形成に関する学習経験についての分析を発表した。全国の15~79歳男女を対象に2月、お金に関する調査を実施。7321の有効回答結果をまとめている。
お金や資産形成に関して学んだことがあるかを聞いたところ、全体の6割超が学習歴があると回答。10代は約半数、20~70代の各年代は6割程度で、20代以上では年代による差はほぼなかったという。
お金の知識や資産形成の情報収集、勉強方法については、全体では「インターネットで調べた」が35%、「テレビで見た」が23%、「動画を見た」が20%と高かった。「インターネットで調べた」は多くの年代で最も高く、「動画を見た」は20~40代、「テレビで見た」は50~70代で高かった。10代では「学校で学んだ」が23%と最多だった。
性別では、「インターネットで調べた」「動画を見た」「本を読んだ」は男性が10ポイント程度高く、「家族や友人・知人に聞いた」は5ポイント程度女性が高かった。そのほかの項目については大きな差は見られなかった。
お金の知識や資産形成に関して情報収集や勉強をした方法と、1日のスマホの利用時間との関係も調べている。「インターネットで調べた」割合はスマホの利用時間によらず3割を超え、「動画を見た」「SNSで学んだ」は1日のスマホの利用時間が長いほど高かった。また、1日4時間以上利用する人たちと1時間未満の人たちとの間で10ポイント程度以上の差があること、スマホの利用時間が短いほうが「テレビで見た」「本を読んだ」割合が高い傾向があることなどを伝えている。
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