KDDIで代表取締役社長CEOを務める松田浩路氏は5月14日の決算会見で、日本発のユニコーン企業の創出を「なんとしても促進していく」と述べた。
松田氏は「スタートアップ支援も引き続き積極的に進めていく。これまでコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を通じて多くのスタートアップを支援してきたが、これからは量に加えて事業規模も追求し、なんとしても日本発のユニコーン企業の創出を促進していきたい」と述べた。
背景には、同社の従来のスタートアップ支援では、投資先が必ずしも大きくスケールしていないとの反省がある。松田氏は社長の就任会見でも「スタートアップに今後300億円規模の出資をめざす」と表明し、あわせて海外VCへの出資を表明。日本発スタートアップのグローバルな事業成長を推進すると述べていた。
また、本社が移転する高輪ゲートウェイシティでは、スタートアップをはじめパートナー企業とイノベーションを創出し、スマートシティにつながる好事例を広く展開していきたいとも述べた。
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