東京都庁を舞台に2体のモンスターが争い合う――小田急電鉄は3月3日から、東京都庁第一本庁舎前都民広場において「『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁襲来」を開催する。
地上48階、高さ243mの都庁周辺で、2体のモンスターが争う様子をスマホで楽しめる。
今回の企画は、カプコンが2月28日に発売する「モンスターハンター」シリーズ最新作「モンスターハンターワイルズ」とコラボしたイベント。ソニー傘下のSoVeC(ソベック)が開発したアプリ「XR CHANNEL」をダウンロードして東京都庁第一本庁舎をカメラに収めると、約2分のAR体験を楽しめるという内容だ。
登場モンスターは「煌雷竜 レ・ダウ」と「鎖刃竜 アルシュベルド」。2体のモンスターの迫力ある縄張り争いなどが楽しめる。イベントは3月16日の16時30分まで開催するとのことだ。
同イベントは、小田急電鉄が代表を務める東京都事業「西新宿先端サービス実装・産官学コンソーシアム」における「地域の魅力向上に向けたXRの都市実装検討分科会」の取り組みの一環となる。
小田急電鉄 新宿プロジェクト推進部調査役を務める中江徹氏は、「小田急が強みとする現実空間に『網』としてデジタルコンテンツを張り巡らせることで新しい魅力を提供すべく、XR関連のさまざまな事業を進めている。今回はXRの技術ではなく、技術を通してその場所が持つ特徴・魅力を感じていただくことが目的で、(特別なデバイスではなく身近な)スマホで深い没入感を手軽に体験できる。人々の体験価値をアップデートしていきたい」と話す。
SoVeC 企画・戦略 ジェネラルマネージャーの梶尾桂三氏は「(東京都庁という)非常にユニークな場所の特徴を、遺憾なく発揮できるコンテンツとして作り込んだ。ぜひ楽しんでほしい」と加えた。
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