本作のプロジェクト担当を務めた首藤まり江氏からはゲームの概要は機能を説明。基本的な遊び方は、アプリをインストールしたスマートフォンを枕元に置いて眠るだけ、というもの。寝ている間にユーザーの睡眠状態の計測が行われるようになっている。そして継続的に使用することによる、毎日の睡眠リズムを知ることができる。また、自分が眠ると睡眠状態が測定され、その結果によって、ポケモンの寝顔を集めることができることや、よく眠ることができると、より多様なポケモンが集まる仕組みとなっている。
ゲームの舞台は、眠ることが何よりも好きなポケモン「カビゴン」がいる小さな島となっており、ポケモンの睡眠生態を研究しているネロリ博士とともに、ポケモンの寝顔を研究していくという内容。カビゴンが発する不思議な力「眠気パワー」が、周りのポケモンたちを引き寄せて眠りを誘うという。そしてユーザーの睡眠とカビゴンの睡眠がシンクロし、さまざまなポケモンがカビゴンの周りに集まっていく。
大まかなゲームの流れとして、夜に睡眠計測を行い、翌朝にポケモンの寝顔を調査。そして昼にカビゴンを育てる。これが1日単位でのサイクルとなっており、これを繰り返すことで、「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指す。ユーザーの睡眠タイプにより、同じ睡眠パターンを持つポケモンが集まるとしている。
集まったポケモンには「ポケサブレ」をあげることができ、これを食べさせて仲良くなると、「おてつだいポケモン」となって仲間になる。おてつだいポケモンは、カビゴンにあげるきのみや食材を拾ってきたり、スキルを発動して、カビゴンの育成をサポート。ユーザーが日中アプリを利用していなくても、おてつだいポケモンがきのみを拾って集めてくれるという。そのきのみや、拾ってきた食材で作った料理を食べると「カビゴンエナジー」を貯めることができる。このカビゴンエナジーとユーザーの睡眠スコアの掛け合わせが眠気パワーとなり、朝にポケモンが集まってくるという形となっている。
また、1週間単位のゲームサイクルもあり、ユーザーは毎週月曜日にフィールドを選んで移動し、新たに出会ったカビゴンを育てながら睡眠リサーチを行う。フィールドごとに出会えるポケモンがことなるほか、日が進むにつれて眠気パワーが蓄積されるため、週末にはより多く、珍しいポケモンと出会えるチャンスがあるとしている。
このほか、他のユーザーとフレンド登録を行うと、睡眠時間や睡眠タイプなどさまざまな情報を共有できるようになっている。
なお本作における“睡眠の評価”については、「日ごとの評価:睡眠時間の長さ」と「週ごとの評価:睡眠の規則正しさ」としている。ちなみに8時間30分以上睡眠すると睡眠スコアは100点としており、カビゴンのねむけパワーは大きくなる。そして規則正しい睡眠を行うとゲーム内報酬がもらえるようになっているという。アプリでは、自分の睡眠を記録、分析できる睡眠計測ツールとしても活用できるように作りこみを行ったとしている。
このほか第2部では、マッシュスタイルラボ、昭和西川、日清ヨークといった企業が登壇し、コラボアイテムの説明や展示も行われた。
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