ペダルを漕いで給電できるデスク--エイサー、北米で6月に発売

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 高森郁哉 (ガリレオ)2023年01月04日 11時49分

 Acerは、米国時間1月5日にラスベガスで開幕するCES 2023に合わせ、発電機能を備えるバイク(自転車)デスク「eKinekt BD 3」を発表した。ユーザーがバイクデスクのペダルを漕ぐと、生み出された運動エネルギーが電気に変換される仕組みだ。毎分60回転のペースで1時間漕ぎ続けると、75ワットの電力を自家発電できる。

バイクデスク
提供:Acer

 eKinekt BD 3はUSB Type-Aポート2基とUSB Type-Cポート1基を搭載し、複数のモバイル機器を一度に充電できる。背面にはLEDインジケーターがあり、ペダルを踏むと点灯し、運動エネルギーが変換されていることが分かる。

 また、専用のアプリがスマートフォン向けに提供され、画面上で運動と発電の進捗状況をリアルタイムで把握できる。提供される情報は、ペダルを漕いでいる時間、距離、速度、消費カロリー推計値、発電した電力だ。アプリに身長、体重、性別、年齢などの情報を入力することで、より正確な測定が可能になる。

 デスク面は、スライドさせることで2つのモードに切り替えられる。「ワーキングモード」では、デスク面を椅子に近づけ、背筋を直立させた姿勢でペダルを漕ぎながらノートPCのタイピングなどができる。「スポーツモード」では、デスク面を前方に移動させ、前傾姿勢でペダルを漕ぎやすくなる。

 デスク面と座面の高さや、ペダルの負荷は調整可能。バッグを掛けるフックと、ドリンクホルダーも備えている。同社は、製品の筐体に再生プラスチックを使用していることもアピールしている。

 eKinekt BD 3は、北米で6月に999ドル(約13万円)で発売される予定だ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]