配信サービスの勢いに押されるケーブルTV--「Disney Channel」加入者が200万人減

Steven Musil Nina Raemont (CNET News) 翻訳校正: 編集部2022年12月01日 09時59分

 The Walt Disney Companyは米国時間11月29日、2022年会計年度(9月締め)に、「Disney Channel」と「ESPN」の加入者数がそれぞれ200万人減少したと報告した。同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、それぞれ7400万人の加入者数を擁する「Disney Channel」と「ESPN」は、メディア複合企業である同社最大のケーブルネットワークだ。

The Walt Disney Companyの社屋
提供:Dania Maxwell/Getty Images

 加入者数の減少は、メディア業界がストリーミングの時代において、顧客の維持と消費者ニーズへの対応に苦戦していることを反映している。提出書類によると、同社は、ダイレクト・トゥ・コンシューマー・サービスで40億ドルの損失を計上している。「FX」「Freeform」「National Geographic」など他のチャンネルも、加入者数がそれぞれ300万人減少したと報告されている。

 また同社は提出書類の中で、BAMTechの最後の発行済株式を9億ドルで取得したことを明らかにした。BAMTechは、Disneyのストリーミングサービスを支える企業だ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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