Microsoftは米国時間10月11日、84件の脆弱性に対処するパッチを公開した。これら脆弱性の中には、実際に悪用されているものや、情報が一般に公開されているものが含まれている。
これらの脆弱性は、「Windows」とそのコンポーネントや、 「Azure」「Azure Arc」、そして「Edge」(Chromiumベース)、「Office」とそのコンポーネント、「Visual Studio Code」、「Active Directory Domain Services」および「Windows Active Directory証明書サービス」、「NuGet」クライアント、「Windows Hyper-V」、「Windows Resilient File System(ReFS)」などに存在している。
今回のパッチは、10月の初めにリリースされた、Edge(Chromiumベース)に潜んでいる12件の脆弱性に対するパッチに続くものとなっている。
現時点で悪用が確認されているのは、「Windows COM+ Event System Service」における特権昇格の脆弱性「CVE-2022-41033」だ。攻撃者はこの脆弱性を悪用することで、システム上の特権を得られるようになる。
一方、情報が一般に公開されている「CVE-2022-41043」は、Officeにおける情報漏えいに関する脆弱性だ。SpecterOpsのCody Thomas氏によって発見されたこの脆弱性は、ユーザートークンやその他の潜在的機密情報をリスクにさらすものとなっている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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