Microsoftは今週より、「Windows 11」の新たなアップデートで、「天気」や「ウォッチリスト」「スポーツ」「ニュースフィード」などのウィジェットからの通知をタスクバーに表示する(気付かせてくれたThe Vergeに感謝する)。
同社は米国時間8月16日午後11時に、「Windowsメッセージセンター」のドキュメント中の短い説明で、同機能を有効化することを明らかにした。このドキュメントには、ウィジェットを有効化しているWindows 11ユーザーに向け、「タスクバー上にはたいていの場合、天気情報が表示されるが、その他ウィジェットのいずれかに関する何か重要な事象が発生した際に、タスクバー上に該当ウィジェットからの通知が表示される」と記されている。
Windows 11のウィジェットは無効化できるものの、ライブ通知を無効化することはできないようだ。筆者は、手作業でウィジェット通知を無効化する方法があるかどうかをMicrosoftに照会しているが、今のところ回答は返ってきていない。The Vergeも指摘しているように、株価情報のように常時更新されるウィジェットがタスクバー上に表示されると、集中できない場合もあるはずだ。
Microsoftは「Windows Web Experience Pack」のアップデートを通じてこの通知機能を展開する。同社によると、Web Experience PackはWindows 11の機能アップデートを配信するために用いる複数の手段のうちの1つだという。同社は2021年にWindows 11に対する機能アップデートリリースを毎年1回提供すると約束していた。
Windows Centralは7月、Microsoftがこの秋に「Windows 11 22H2」をリリースした後のどこかの時点で同OSを新たなサービスモデルに移行させる可能性があると報じていた。この情報が正しいとすれば、Microsoftは2024年から3年ごとに新たな「Windows」をメジャーリリースし、その合間で毎年「Moments」と呼ばれる小規模な機能アップデートを最大4回程度計画しているのかもしれない。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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