保守派の多くはFacebookとTwitterからParlerやGETTRなどの代替SNSに移ったが、Truth Socialは保守派のためのアプリという売り込み方はしていない。
アプリ概要には「大型テント」アプローチとあり、自由主義者、保守主義者、リベラル派が一堂に会するガーデンウェディングの大型テントのような場とのことだ。
「われわれは常に意見が一致するわけではないが、多様な意見とそれがもたらす活発な議論を歓迎する」という。
アプリ利用年齢は18歳以上となっている。
そんなことはない。他のSNSと同様に、ユーザーはアプリの利用規約に同意する必要がある。
禁止事項についてのセクションには、「特に、ユーザーのパスワードなどの機密性の高いアカウント情報を知ろうとする試み」や「不正行為の虚偽の報告」など、TMTGや他のユーザーを騙したり、詐欺を行ったり、誤解を与えたりすることが含まれる。
また、他のユーザーになりすましたり、アプリから入手した個人情報を利用して「他のユーザーに嫌がらせや暴力を加える」ことも禁止されている。Truth Socialのルールには、Twitterルールよりも厳しい部分もある。例えば、Twitterはセンシティブな内容として設定することを条件に、ポルノ画像の投稿が許されているが、Truth Socialは性的なコンテンツや言葉は許さない。
Truth Socialの利用規約によると、ユーザーが作成するコンテンツは、虚偽、不正確、誤解を招くもの、暴力の脅威を含むものであってはならない。FacebookやTwitterにも同様のルールがあるが、ユーザーは企業側のポリシーの解釈について異議申し立てできる。
TMTGはアプリの立ち上げについての質問に答えていないが、同社のCEO、Devin Nunes氏は2月20日、Fox Newsに対して遅くとも3月末までに米国内でアプリを完全に機能させる目標だと語った。Nunes氏は元共和党議員だ。
約500人がTruth Socialの早期バージョンの利用を開始したと、Reuterが先週報じた。
一部のプライバシー研究者は、このアプリの不安定な立ち上げについて懸念を表明している。
プライバシー研究者のBill Fitzgeraldy氏はThe Washington Postに対し、「誰もサインアップできないという事実は、拙速な実装の何よりの証拠だ。そのようなサービス提供企業が個人情報を安全に保てるとユーザーが信じる理由を理解し難い」と語った。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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