すき間時間に楽しみつつ、日常生活を少しだけ豊かにしてくれる5冊

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 状況が刻一刻と変わるような日々、忙しい時間が続くと、ちょっと息抜きになるような楽しい本が読みたくなる。とは言え、貴重な時間を使って読むのなら、少しでも仕事や日常にも役立つようなものを読みたいとも思う。本稿では、面白く読みつつも、自分の知識や技術を少し豊かにしてくれる本を5冊紹介する。

「News Diet」

「News Diet」
「News Diet」

 これほどまでに、「ニュース」に気持ちや日常を左右させられたことは、なかったのではないかと思うほど、ニュースに翻弄された2年だった。ニュースといっても玉石混交で、その良し悪しを判断するのは大変だ。そんなことに自分の時間や精神を削られるくらいなら、いっそニュースはシャットアウトしたほうが平穏に暮らせるのではないかとも思う。本書では、そのような「ニュース」を絶ち、もっと自分自身で「思考」することに時間を使うことを勧めている。

 ニュースが、どれほど自分達に悪影響を及ぼしているか、知るほどに恐ろしくなるが、同時に、「皆が知っているニュースを、自分は知らなくて良いのだろうか」と不安にもなる。そのように考えてしまうのも当然だが、そういう人こそ、ニュースを断つことによって、自分にとって本当に大切なことに気づけるのかもしれない。

「おバカな答えもAIしてる 人工知能はどうやって学習しているのか?」

「おバカな答えもAIしてる 人工知能はどうやって学習しているのか?」
「おバカな答えもAIしてる 人工知能はどうやって学習しているのか?」

 「AI」と言えば、自動的に学んで、何でもできると勘違いする人は多いようだ。本書は、そんな誤解を解くと同時に、AIの得意なこと、AIの可能性についても教えてくれる。AIの本と聞くと、理系の難しい本かと思うかもしれないが、人気ブログの著者が書いているため、読者に語りかけるような文体の上、ジョーク満載で、難しいことは噛み砕いて説明してくれるので、「AIとはなんぞや?」という人にもとっつきやすい。

 AIは、人間のすることから学んでいること、人間がAIを育てることから、人間の指示次第で、おかしなことにもなれば、有用にもなることが、さまざまな実験から分かる。「ゴキブリの生産を最大化する話」などは、読んでいて「うへぇ」となってしまうが、興味深いのも確かだ(笑)。

「シンプルな英語 」

「シンプルな英語 」
「シンプルな英語 」

 多くのビジネスパーソンが仕事で必要とする英語力とは、まさにこれではないだろうか?本書は、プロの翻訳者が、日本語を英語にする際に、もっとも重要な「シンプルな英語にする」という点にフォーカスを当てている。シンプルな英語にするには、元の日本語の文章で言いたいことをはっきりとさせて、その内容を端的に表す主語や動詞を選択する必要がある。そのプロセスには慣れも必要だが、論理的な説明を受けることができれば、翻訳のプロでなくとも、日常的な英作文の際にかなり楽になれると考える。

 著者は、普通の翻訳者では「感覚」でできてしまっていることを、丁寧に分解して、論理的に説明している。そのため、「なぜこの英文になるのか」が、非常に分かりやすく読みやすい。少し読むだけでも、すぐに自分の仕事に役立てられるだろう。

「ジブン手帳公式ガイドブック2022」

「ジブン手帳公式ガイドブック2022」
「ジブン手帳公式ガイドブック2022」

 毎年刊行されている、「ジブン手帳」の使い方を紹介している1冊。バーチカルタイプがメインだったが、2020年、1日1ページのタイプが発売され、選択肢が広がったジブン手帳。まさに十人十色の使い方ができる手帳だが、1冊の手帳の中に複数のフォーマットが用意されているため、使い方に迷いがちでもある。本書で、職業や立場も異なる様々な人の使い方を読むと、自分の使い方も可能性が広がる。

 カラフルに、ぎっちりと書きこんでいる人の手帳を見ると、「自分もこんな風に使いたい」と妙なプレッシャーを勝手に感じてしまったりもするが、シンプルに、予定をわかりやすく書いている人の手帳を見ると、「こういうのも良いね!」とも思う。この一年の手帳の使い方を決めるのにも役立つ。

「誰でもかんたん!かわいいミニイラストの描き方」

「誰でもかんたん!かわいいミニイラストの描き方」
「誰でもかんたん!かわいいミニイラストの描き方」

 iPadとApple Pencilがあるなら、ノートアプリや手帳テンプレートに、ちょっとイラストをアクセントとして足してみたりして、もっと活用したいと思うことがあるかもしれない。ただ、絵心のない者にとって、「ちょっとしたイラスト」というのがどれほど難しいことか。そんな「イラストを描く」ハードルを下げてくれるのが、本書だ。

 本書は、Adobe Frescoを使用しながら、簡単な「ミニイラスト」を描く方法を教えてくれる。アプリは、好きなものを使っても良さそうだ。それよりも、イラストをどこから描き始めるか、どのようなところに注意すると、それっぽく見えるかということを、分かりやすく説明してくれているのが助かる。絵が下手すぎる筆者でも、「そのように見える気がする」イラストが描けた程だ。本書をきっかけにiPadを使う楽しみを増やしてみよう。

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