YouTubeは7月13日、「TikTok」のようなショート動画の撮影から編集、投稿まで可能な新機能「YouTube ショート」のベータ版について、日本でも順次公開すると発表した。
YouTubeショートは、2020年9月に提供を開始した、最大60秒の正方形・縦動画を投稿できる動画サービス。インドを皮切りにこれまで26カ国で提供しており、同日より日本を含む100カ国以上で展開する。同社によると、現時点でのグローバルでの再生回数は1日あたり65億回を超えているという。
また、新機能として、複数の動画をつなぎ合わせるマルチセグメントカメラ、楽曲を追加する機能のほか、速度の設定などが可能な動画制作ツールを提供する。さらに、グローバル展開に合わせ、動画の特定のポイントにテキストを追加したり、ショート動画に自動でキャプションを追加できるようになったほか、ショートカメラでの撮影時間を最大60秒に、スマートフォンのギャラリーからのクリップ追加、動画へのフィルター適用などが可能になったという。
そのほか、他のショート動画だけでなく、YouTube全体の動画から音声をサンプリングできる機能も新たに含まれる。YouTubeのコンテンツにユーザー自身なりの工夫を加えて、新しいファンや視聴者と繋がることができるとしている。一方で、クリエイターは、動画のサンプリングを許可するかどうかを設定することができ、希望しない場合にはオプトアウトが可能だ。
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