アップルが4月のイベントで発表しなかった8つの製品--WWDCに期待? - (page 2)

David Carnoy (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2021年04月24日 07時30分

5.ミッドレンジのApple製ディスプレイ

 Appleは超高価な32インチ6Kディスプレイ「Pro Display XDR」を販売している(価格は4999ドル(日本では税込58万2780円)からとなっており、999ドル(同11万7480円)のスタンドは別売りだ)。しかし、「Mac mini」(今では、「Thunderbolt」を搭載した「iPad Pro」も)の所有者はまだ、もう少し手頃な価格のディスプレイを待ち続けている。

6.Amazonの「Echo Show」に対抗するApple製品

 Appleが「HomePod」スピーカーの販売終了を発表した後、AmazonのEcho Showに対抗して、エントリーレベルの「iPad」とスピーカーを融合した製品の開発に取り組んでいるのではないか、とのうわさが流れた。依然として詳細は不明であり、そのような製品がリリースされそうな時期もはっきりしない。だが、新型iPad Proに、超広角カメラと、動的にカメラをパンして、画面内で話している複数の人にズームインできる「センターフレーム」機能が搭載されたことを考えると、Appleは、「Echo Show 10」のような関節アームを必要とせずに画面を動かす何らかの方法を考え出すかもしれない。

7.「Apple TV」を内蔵したApple製サウンドバー

 Appleが開発すると聞いて頷けるうわさの製品は、ほかにもある。セットトップボックスとしてのApple TVが組み込まれたテレビ用のサウンドバーだ。Rokuはスマートテレビアプリを組み込んだサウンドバーをすでに複数提供している。Appleなら、より大型で高音質のモデルを作って簡単に収益を生むことができるだろう。このようなテレビスピーカーが実現すれば、テレビの音声を増幅するだけでなく、AirPods Proや「AirPods Max」にオーディオをストリーミングして、周りの人に迷惑をかけずに、Appleのバーチャルサラウンド機能「空間オーディオ」を利用できるようになる可能性もある。

8.AppleのAR/VRヘッドセット

 長い間うわさされてきたこの製品が20日のイベントで披露されると本気で予想していた人はいないはずだ。だが、2020年のAppleシリコンチップと同じように、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)のヘッドセットも、開発者の対応を揃えるために、Appleがリリースの何カ月も前に概要を説明する可能性がある類のものだ。今回発表がなかったので、AppleのAR/VRヘッドセットも、WWDCで発表されるかもしれない製品のうわさリストに追加しておこう。ただし、これについても期待しすぎないようにしておこう。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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