Microsoftは、「Edge」ブラウザーの新バージョンを「Canary」チャネルで「Android」版のテスター向けに提供している。PC版の新たなEdgeと同じコアを共有しているようだ。
Microsoftは、PC版の新たなEdgeブラウザーをリリースした際、Edgeのロゴも変更した。「iOS」版とAndroid版のロゴも同じものとなっており、同じEdgeファミリーに位置付けられるということが明確に打ち出されているようだ。しかし実際には、iOS版とAndroid版のEdgeはPC版とは同じではなかった。描画エンジンという観点で見た場合、iOS版のEdgeは現在も「WebKit」を採用しており、Android版は「Blink」を採用している。
Microsoftは、新たなEdgeを同一の中核コードベースに基づいた、真のクロスプラットフォームブラウザーにすることが目標だと述べている。また、Microsoftは3月に開催された「Microsoft Ignite 2021」で、同社のエンジニアリングプロセスを強化するために、Edgeのコードベース共有に向けた計画を概説していた。筆者とともにWindows WeeklyをホストしているPaul Thurrott氏の記事にあるIgniteのプレゼンテーション資料によると、Microsoftは、すべてのデスクトップ版の機能をモバイルに再現するのではないが、「慎重に」デスクトップ版Edgeと機能を共有する計画のようだ。
Canaryチャネルの新しいEdgeをテストしたいAndroidユーザーは、「Google Play」ストアよりダウンロードできる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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