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「Windows 10 2004」の月例パッチで「WSL2」がクラッシュする問題が発生

Liam Tung (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2020年09月11日 10時56分
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 Microsoftが米国時間9月8日にリリースした「Windows 10バージョン2004」の月例セキュリティーパッチをインストール後、「Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)」が起動できなくなるという問題が、複数のユーザーから報告されている。

 このセキュリティーアップデートは「KB4571756」に詳述されており、Windows 10 2004のビルド番号は19041.508となる。

 WSL2では、完全なLinuxカーネルが組み込まれているほか、「Docker」「FUSE」「rsync」を含むすべてのLinuxアプリで、システムコールのサポートが改善されている。WSL2は、Windows 10バージョン2004(別名:「Windows 10 May 2020 Update」)に同梱され、8月20日に「Windows 10 1903」および「Windows 10 1909」で利用可能になった。

 BleepingComputerTechDowsが報じているように、KB4571756をインストール後、WSL2がクラッシュし、「Element not found」や「Process existed with code 4294967295」というエラーが表示されると、GitHubのユーザーが報告している。

 そして、ほかのWindows 10 2004ユーザーからは、KB4571756をアンインストールして、ビルドを19042.487に戻すと、WSL2が再び起動するようになったとの報告が寄せられている。

 また、別の「Windows 10 Home」ユーザーは、アップデートをインストール後もWSL2に問題はないが、Homeエディションは「Hyper-V」に非対応であるのに対して、「Windows 10 Pro」はネイティブサポートしていることを指摘している。

 さらに、Hyper-Vをインストールしていない別のユーザーも、KB457175をインストール後、WSL2の問題はないと述べている。

 MicrosoftはWSL2を再設計して、同社が記述したLinuxカーネルを提供し、Hyper-Vのサブセットを使って、軽量の仮想マシン環境を起動できるようにした。

 同社は現時点で、アップデートが原因のWSL2に関する問題を、正式発表していない。「設定」から更新履歴を確認してアップデートをアンインストールすることで、問題を解決できるようだが、その場合、9月のセキュリティーアップデートで提供された、20件の重要な脆弱性に対処するパッチも削除されてしまうため、注意が必要だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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