「Adobe MAX 2020」は参加費無料のオンラインイベントに--登録受付を開始

　アドビは8月18日、同社のクリエイティブカンファレンス「Adobe MAX 2020」を、10月21日～23日（米国時間10月20～22日）の日程でオンラインで開催すると発表した。あわせて、同日より登録受付を開始している。

「Adobe MAX 2019」の会場となったロサンゼルスコンベンションセンター

　Adobe MAXは、アドビが年に一度開催するクリエイティブカンファレンスで、「Creative Cloud」の最新アップデートから、トップアーティストによる各クリエイティブツールの最新ノウハウなどを発表する場となっており、世界中からデザイナー、クリエイターらが集結する。

　例年、大規模のリアルイベントとして開催していたが、新型コロナウイルスの影響もあり、2020年はオンラインにて開催。56時間にわたるノンストップイベントを予定している。また、通常であれば高額なチケットが必要だが、今回は無料で参加可能だ。

　ラーニングセッションは350以上（日本のセッションは40以上）にのぼり、Adobeの最新技術を披露する「SNEAKS」のコーナーも用意。さらに、共同アートプロジェクトや課題に取り組むチャレンジイベントや、世界中のクリエイターとのネットワーキングもバーチャルで提供するとしている。

　ゲストとして、映画監督のエイヴァ・デュヴァーネイ氏、俳優のキアヌ・リーブス氏、写真家のアニー・リーボヴィッツ氏のほか、グラミー賞受賞ラッパーのタイラー・ザ・クリエイター氏などが登壇予定。

　事前登録により、複数のセッションからユーザー自身のスケジュールを作成・管理できるほか、セッションのライブチャットに参加可能。さらに、Adobe MAXのTシャツプレゼントに応募できるとしている。