福岡市は、行政手続き時の本人確認手段に、スマートフォンを身分証明書として使うシステムの実証実験を実施する。実験では、TRUSTDOCKの本人確認APIサービスとデジタル身分証アプリを使う。
TRUSTDOCKのシステムは、電子本人確認(eKYC:electronic Know Your Customer)機能をサービス化したデジタル身分証プラットフォーム「TRUSTDOCK」。各種機能がAPIで提供され、法律で定められた本人確認機能をユーザー事業者のシステムに組み込む形で導入する。郵送など利用せずスマートフォンでオンライン本人確認を完結できるよう、デジタル身分証アプリも用意されている。
実証実験では、スマートフォンをデジタル身分証明書として使い、行政手続きで求められる本人確認をオンラインで実行する。そのうえで、行政手続きのデジタル化と効率化などを検討していく。
なお、福岡市はさまざまな社会的課題を乗り越える目的で、実証実験の支援事業を展開中。TRUSTDOCKの取り組みは、同事業で支援対象として採択されたプロジェクトの1つだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する