仙台を拠点に活動していたハードウェアスタートアップ、JDSoundが事業を停止したとメディアが報じた。帝国データバンクによると、2月5日付けで事後処理を弁護士に任せ、自己破産申請の準備に入ったという。
JDSoundは、東日本大震災後の2012年2月に設立。とある企業の仙台事業所に勤めていた宮崎晃一郎氏が立ち上げた。完全自律型のポータブルDJシステム「Monster GODJ」やUSBバスパワー方式のコンパクトスピーカ「OVO」などの企画、開発、販売などを手がけ、クラウドファンディングサービスでは1億円近い調達を達成していた。
同社のウェブサイトでは、1月15日付けで日本事業所閉鎖のお知らせを掲載。「全従業員の退職に伴い、日本事業所を閉鎖する」と記載されている。
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