このほか、2020年1月からは、メイクアップシート技術を応用した「カスタマイズシート(仮称)」の体験もできるようにする予定だ。
プロのメイクアップアーティストは、シミの色に応じてコンシーラーの色を変えるといったテクニックを持つ。そうしたプロの仕上がりをシートで実現できるのがこのカスタマイズシート(仮称)だ。
パナソニック独自の肌色測色技術および印刷技術と、コーセーの化粧品開発知見との連携により、肌に自然になじむ色味・装着感を実現。顔の中で気になる頬部位やこめかみ部位をシートでカバーできる。
スノービューティーミラーで分析した肌色測色結果にあわせ、独自の印刷技術で一人ひとりの肌に合わせた色味を印刷した超極薄シートを作成する。シートの厚さは100ナノメートル(ナノは10億分の1)で、日焼けし過ぎたときにむける皮よりも薄いという。
印刷されていない透明なシートを手に装着する体験をした。シートを肌にのせ、水を吹きかけ、保護シートをはがすと肌に吸い付くように密着していく様子が見えた。
手を動かしても引きつるような印象はなく、これなら顔の表情によって変わる顔の動きにも違和感はないだろうと想像できる。数分もすれば完全に乾き、その上からメイクも可能だ。
また、剥がしたいときは、再び水を吹きかける。シートの端をめくるようにし、つまめる状態まできたらペリッとはがせる。特殊なクレンジングは必要がないため、肌が弱い人にも安心だ。
特殊な印刷のため、1月に予定している体験では、まずその日に測定だけ行い、別日になんらかの形でシートを試せるようにする予定とのことだ。
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