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ZOZO、中国に7年ぶり再参入--日本のファッション文化を発信する“メディアEC”目指す

山川晶之 (編集部)2019年12月11日 13時36分
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 ファッション通販サイト 「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは12月10日、中国版ZOZOTOWN「ZOZO」の提供を開始した。現在ZOZOTOWNに出店している「ADAM ET ROPE'」、「CIAOPANIC」、「L.H.P」などの177ショップが中国版に出店。今後も追加予定という。

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 中国版ZOZOは、同社が運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR」の機能を生かし、WEAR上に蓄積されたユーザーによる等身大のコーディネート投稿や、トレンドショップニュース、着こなしのコツなどのファッション情報を発信。商品の販売だけでなく、「ファッションメディアEC」として、コーディネート情報や日本のファッション文化の発信を通して、商品の魅力を訴求する。

 中国国内のECプラットフォームに展開するのではなく、ZOZOTOWNとして展開することで、UI/UXの自由度を保ちながら、参加ショップ・ブランドの世界観を発信可能。出店ショップは、日本でのZOZOTOWN出店時と同率の販売代行手数料のままに中国へ進出できるほか、商品在庫は日本国内の物流センター「ZOZOBASE」で管理。中国から注文が入り次第、ZOZOBASEから発送する。また、中国での主要決済手段の導入や、APIなどのシステム開発、商標登録支援などにより、中国での販売をサポートするとしている。

  ZOZOでは、中国に現地法人「上海走走信息科技公司(Shanghai ZOZO Co., Ltd.)」を設立。メディア編集や翻訳などの業務をはじめ、日本国内から中国への配送や通関といった一連のフルフィルメント業務、カスタマーサポート業務など、中国での販売に必要なすべての作業を現地法人がサポートする。これにより、出店ショップは追加のコスト無しに、中国への販路拡大が可能になるという。

  ZOZOTOWNは、2011年10月にも中国向けのECサイトを展開していたが、2013年1月にクローズ。約7年ぶりの再参入となる。同社によると、現在の中国ファッション小売市場は、市場規模、EC化率などで目覚しく成長しており、一人あたりの年間ファッション消費額も、2012年と比較して約4倍に成長している。

 また近年、中国メディアでは日本のファッション文化を紹介する記事も多く確認されており、中国の消費者が、日本のファッション文化に対し関心を高めていることが読み取れると指摘。中国への進出で、ZOZOTOWN出店ショップの販売市場拡大と、中国におけるブランド認知度、売上の向上を目指しながら、日本のファッション文化をグローバルに向けても発信したいとしている。

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