ソフトバンク、秋冬商戦向け新スマホを発表--「Xperia 5」や「LG G8X ThinQ」

 ソフトバンクは10月17日、2019〜2020年秋冬商戦向け新商品として、スマートフォン4機種と子ども向けケータイ1機種を、10月25日以降に順次発売すると発表した。今回発売するのは、「Xperia 5」「LG G8X ThinQ」「AQUOS sense3 plus」「AQUOS zero2」「キッズフォン2」の5機種となる。

トリプルレンズカメラ搭載の「Xperia 5」

 Xperia 5(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)は、約6.1インチのフルHD+のHDRに対応した有機ELディスプレイ(21:9シネマワイド)を搭載。本体の幅を約68mmにすることで、片手でも持ちやすいデザインを採用している。縦長の大画面のため2つのアプリを同時に表示でき、動画を見ながらSNSで情報をシェアすることもできる。

「Xperia 5」
「Xperia 5」

 メインカメラには、それぞれ有効画素数約1220万画素の標準・望遠・超広角のトリプルレンズカメラを搭載。デジタル一眼カメラ「α」の技術を搭載することで、人の瞳を検出し、フォーカスを合わせる「瞳AF」に対応している。さらに、撮影時の指の写り込みや、被写体が目をつぶっている写真を撮影した際などに通知する「撮影アドバイス機能」を搭載した。

 また、映画のような品質の動画撮影が楽しめる「Cinema Pro」、ゲーム中にメッセージなどの通知をオフにして快適なゲーム操作をサポートする「ゲームエンハンサー」機能を搭載する。同端末は、立体音響技術「Dolby Atmos」に対応するほか、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと協業した独自のチューニングにより、映画などの対応コンテンツを迫力あるサウンドとワイドな映像で楽しむことが可能。

 CPUは、Snapdragon 855(SDM855/2.8GHz+2.4GHz+1.7GHz)。ROMは64GB、RAMは6GB。発売日は10月25日(10月18日予約受け付け開始)。

2画面操作ができる「LG G8X ThinQ」

 LG G8X ThinQ(LG エレクトロニス製)は、 ディスプレイを搭載した専用ケース「LGデュアルスクリーン」により、2画面での操作を可能としたスマートフォン。メインカメラにデュアルカメラを採用し、有効画素数約1200万画素の標準カメラと有効画素数約1300万画素で画角136度の超広角カメラを搭載した。また、有効画素数約3200万画素のサブカメラを搭載する。ポートレートモードにも対応し、高画質な自撮りを楽しむことができる。

「LG G8X ThinQ」
「LG G8X ThinQ」

 CPUは、Snapdragon 855(SDM855/2.9GHz+2.5GHz+1.7GHz)。ROMは64GB、RAMは6GB。発売日は12月上旬以降。なお、国内の通信事業者としては唯一、ソフトバンクが取り扱うという。

IGZOディスプレイ搭載「AQUOS sense3 plus」

 AQUOS sense3 plus(シャープ製)は、約6.0インチのIGZOディスプレイを搭載。AQUOSで培った高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」に対応し、高い解像度や色の再現性を実現している。また、立体音響技術「Dolby Atmos」を採用したステレオスピーカーを搭載し、迫力あるサウンドで動画や音楽を楽しむことが可能。4000mAhの大容量バッテリーにより、長時間使用できるという。

「AQUOS sense3 plus」
「AQUOS sense3 plus」

 メインカメラにデュアルカメラを採用し、標準カメラはシーンに合ったピント調整で被写体の質感まできれいに撮影できる「デュアルピクセルセンサー」に対応。また、広角カメラは画角123度の超広角カメラを搭載し、広範囲の撮影ができる。そのほか、AIが動画撮影中に被写体や構図を分析して、笑顔の瞬間や動きに変化があるシーンなどを自動的に抽出し、BGMやエフェクトを付けた約15秒のショートムービーを作成してくれる「AIライブストーリー」機能も搭載している。

 CPUは、Snapdragon 636(SDM636/1.8GHz+1.6GHz)。ROMは128GB、RAMは6GB。発売日は12月上旬以降。

約143gの超軽量ボディ「AQUOS zero2」

 AQUOS zero2(シャープ製)は、最大表示可能色数10億色の約6.4インチ有機ELディスプレイを搭載。前モデルと比べて4倍の高速表示に対応し、動きが速いゲームも残像を抑えて滑らかに表示することが可能。立体音響技術「Dolby Atmos」を採用したステレオスピーカーを搭載しているため、迫力あるサウンドでゲームや動画を楽しむことができる。

「AQUOS zero2」
「AQUOS zero2」

 本体には、軽量・高強度なマグネシウム合金フレームを採用し、大画面でデュアルカメラを搭載しているにもかかわらず、約143gの超軽量ボディを実現した。そのほか、「AQUOS」として初めて画面内指紋認証センサーを搭載し、スムーズなロック解除を可能としている。また、シャープ独自の放熱設計と2つの充電ICを併用し、充電時の発熱を抑える「パラレル充電」により、本体が熱を持ちにくくなっているのも特徴だ。

 CPUは、Snapdragon 855(SDM855/2.8GHz+1.7GHz)。ROMは256GB、RAMは8GB。発売日は2020年1月下旬以降。

子どもを危険から守る「キッズフォン2」

 キッズフォン2(セイコーソリューションズ製)は、子どもが安心・安全に使用できる多彩な見守り機能を搭載したスマートフォン。連絡先は20件まで登録でき、登録した連絡先以外からの着信やメールの受信をブロックすることが可能。ウェブサイトの閲覧はできないため、有害なコンテンツにアクセスする心配はない。

「キッズフォン2」
「キッズフォン2」

 緊急ブザーのストラップを引くと、搭載したカメラで撮影した写真と位置情報を管理者に自動で送信する機能を搭載し、緊急時に子どもの居場所と周辺の様子を素早く把握することが可能。

 また、家族の居場所を地図で確認できる「みまもりマップ」で保護者のスマホから子どもの居場所を把握したり、自宅のWi-Fiネットワークを登録しておくと保護者に通知が届く「ただいま通知」で子どもの帰宅を把握したりできる。万一の時には、利用者からの出動要請により、GPSなどの位置情報を基に、警備員がいち早く駆け付ける「CSPケータイdeアシスト」にも対応する。

 丈夫で割れにくいディスプレイを搭載するとともに、ボディ側面に設けたリブによる段差が、落下などの衝撃を緩和。さらに、軽くて強度に優れたマグネシウム合金を内部フレームに採用した。防水(IPX5/IPX7)と防じん(IP5X)にも対応する。高い省電力性能や1490mAhの大容量バッテリーにより、長時間の使用が可能となっている。

 有効画素数約500万画素のメインカメラと、有効画素数約200万画素のサブカメラを備え、手書きでの書き取り問題や対義語・類義語・同音異義語・四字熟語に対応した、小学生向けの漢字学習アプリも搭載している。発売日は12月上旬以降。

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