ディスプレイの左上(横向きに持った場合だ。ポートレートモードで持てば、右上になる)には、もちろん切り欠きがある。私は、最近の「iPhone」や「Galaxy S10+」のおかげで切り欠き(ノッチ)には慣れているので、Galaxy Foldの切り欠きも私にとっては問題なく、画面を見るときに気にならない。他のスマートフォンの切り欠きが気になる人であれば、このデバイスの切り欠きも好きにはなれないだろう。少なくとも、画面が非常に広いので、他のデバイスよりもノッチが占めるスペースは相対的に小さい。
購入した日の午後、打ち合わせ場所に行くためにロンドンの迷路のようなソーホー地区に向かった。目的地に向かうタクシーで、Galaxy Foldの大画面で見た「Googleマップ」は壮観だった。だが、路上で大きな(そして高価な)デバイスを恐る恐る持ち歩いて目立つのは嫌だったので、タクシーを降りてからはGalaxy Foldを閉じ、4.6インチの外側のディスプレイを使った。
私にとっては、こちらのディスプレイは小さすぎる。着信の確認やSpotifyでの曲変更、カメラのファインダーとして使うにはちょうどいいのだが。閉じた状態での写真撮影は、タブレットで撮影するときのように間抜けな感じにならなくて済む。だが、画面が狭いということは、テキスト入力で正確な指使いが必要ということだ。メールに急いで返信したり、WhatsAppのメッセージを入力したりするのは難しい。特に歩きながらでは難しいが、かといって、開いてタブレットモードにしても、歩きながらでは入力しやすくはない。
外側のディスプレイが圧縮されたように見えるのは残念だ。ディスプレイがもっとエッジまで広がっていれば、独立したデバイスのように使いやすかっただろう。今のところ、外側のディスプレイはタブレットモードにするまでの一時しのぎの画面だと割り切るのが正解だ。
まだこのスマートフォンを1日しか使っていないので、プロセッサー性能、カメラ品質、バッテリー持続時間の評価はまだ十分にテストしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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