LINE、フレンド以外のユーザーと会話できる「OpenChat」公開--趣味や“ママ友”など

 LINEは8月19日、グループ機能を拡張した大型新機能「OpenChat」を公開したと発表した。

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 OpenChatは、トークルームごとに異なるプロフィールの名前と写真を設定し、フレンド以外のユーザーとも情報交換できるセミオープンなコミュニケーション機能。LINEとは別のプロフィールを設定してトークに参加したい場合や、趣味やライフスタイルの共通点についてトークをしたいけれど、LINEで友だちになる程ではない場合に最適だという。なお、OpenChatのプロフィールは、LINEのプロフィールに反映されることはない。

 また、OpenChatには管理人制度が導入されており、トークルーム作成者が管理者となって、NGワードを登録することができるアンチスパムボット機能が利用可能。管理者は、共同管理者(最大100名まで)を指名することもできる。トークルーム自体は、最大5000人まで参加可能だ。

 利用目的や用途に合った招待・参加方法が選べる。誰もが参加可能なトークルーム、管理者が参加を承認するトークルーム、参加コードの入力が必要なトークルームの3種類が設けられている。招待・参加方法は途中で変更することも可能だ。さらに、通報機能を備えるほか、18歳未満だったり年齢認証していないユーザーは、一部の機能が制限される。

 グループトークに参加する前のトーク履歴は、一定期間さかのぼって(テキスト:約180日、画像:約30日前)確認でき、参加前のトークの内容や雰囲気を把握しやすい。なお、利用開始時に同意を取得した上で投稿内容についてモニタリングを行い、安心安全なコミュニケーション環境の維持に努めるとしている。

 同社では、OpenChatの登場で、共通点を持つ人たち同士だからできる情報交換、職場や出身校などのオフィシャルな関係や保護者同士などのセミプライベートな関係の人たちとのコミュニケーション、オンラインサロンなどの会員制コミュニティとしての活用などを想定している。

 さらに、LINE NEWSとの連携施策により、スポーツファンとOpenChatで盛り上がれる企画を実施予定(対象試合は9月に実施されるサッカー日本代表戦)であるほか、日本一の大学サークル美人・美男を決めるミス・ミスターコンテスト「MISS MR CIRCLE CONTEST」とコラボレーションを実施したり、世界累計3億プレイヤーを突破した人気ゲーム「荒野行動」との連携を2019年内に予定している。

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