米政府、過激主義めぐりIT企業と会合へ--相次ぐ銃乱射事件を受け

Carrie Mihalcik (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2019年08月08日 10時41分

 ホワイトハウスがインターネット企業やテクノロジー企業を招き、オンラインの暴力的な過激主義について議論する会合を、米国時間8月9日に開く計画を立てている。この会合は、3日から4日にかけて24時間のうちに米国の2つの都市で相次いで銃乱射事件が起き、30人以上の死者が出たことを受けたものだ。

ホワイトハウス
提供:Marguerite Reardon/CNET

 テキサス州エルパソにあるWalmartの店舗で3日に起きた銃乱射事件の容疑者は、「インターネットの最も暗黒な領域」を自称する匿名掲示板の「8chan」に、2300語にものぼる「マニフェスト」をアップロードしていたとみられている。捜査当局は、この文書と22名を殺害したとされるこの容疑者との関連を現在も調査中だ。

 「ホワイトハウスは、オンラインの暴力的な過激主義を議論するための会合にインターネット企業およびテクノロジー企業を招待した」とホワイトハウスの広報担当者Judd Deere氏は電子メールの声明で述べた。「スタッフ主導によるこの会議は金曜日(8月9日)に開催され、複数の政府高官とさまざまな企業の関係者が集まる予定だ」

 CNBCによれば、Donald Trump米大統領はこの会議に参加しない模様だ。また、どのテクノロジー企業が出席するのかも明らかにされていない。

 Facebook、Google、Twitterはいずれも、この会合への出欠についてコメントしなかった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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