Elon Musk氏率いるThe Boring Companyは2018年、最初のテストトンネルをカリフォルニア州にあるSpaceX本社の地下に開通させ、ネバダ州ラスベガスでもトンネル建設を計画している。そして次にMusk氏がトンネル交通事業を進出させたいのは中国だ。
Musk氏は米国時間8月3日、新たにThe Boring Companyの中国事業を立ち上げる意向を明らかにした。8月29〜31日に上海で開催される「世界人工知能大会」にMusk氏が出席することを知らせるユーザーのツイートに返信する形で、訪中の際に同社の中国事業も立ち上げると述べたものだ。ただしMusk氏は、それ以上の詳細を明らかにしていない。
Will also be launching The Boring Company China on this trip
— Elon Musk (@elonmusk) 2019年8月3日
The Boring Companyは2016年、Musk氏がロサンゼルスの交通渋滞に不満を覚えたことをきっかけに創設された。Musk氏が考えだした解決策は、地下にハイパーループを建設し、そこを自動運転車両が高速で移動するというものだ。最初のテストトンネルは2018年、カリフォルニア州ホーソーンにあるSpaceX本社の地下に建設された。
The Boring Companyは、シカゴでも同様の地下交通システム建設に向けた契約を獲得しており、Musk氏によると、同社はニューヨークからワシントンDCまでのトンネル建設も検討している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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