楽天は8月1日、同社が運営する総合物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」において、2つの物流拠点を新設すると発表した。
野村不動産が開発する大型物流施設「Landport東習志野」(所在地:千葉県習志野市)の全フロアおよび、ダイワコーポレーションが運営する大型物流施設「ニッセイロジスティクスセンター横浜町田」(所在地:神奈川県大和市)の一部フロアを貸借する契約をそれぞれ締結する予定。これらの施設は2020年中頃より「Rakuten Fulfillment Center Narashino」および、「Rakuten Fulfillment Center Chuorinkan」として稼働を開始する予定だという。
楽天スーパーロジスティクスは、「楽天市場」出店店舗の商品の保管から出荷までを一括で担う総合物流サービス。同社はこれまでも、千葉県市川市、流山市、兵庫県川西市、尼崎市および、大阪府枚方市に物流センターを設けており、入荷から配送までの物流サービスを提供してきた。
これらの既存の物流センターが順調に稼働率を上げ、2020年中頃には満床となることが想定されたことから、新たに物流センターを開設。同サービスのさらなる処理能力向上を図るとしている。
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