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インスタのアンケートで16歳少女が自殺か--SNSの悪意に怯える子どもたち

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 マレーシアの少女(16)が、Instagram上で「本当に重要なこと。私は死ぬべきか生きるべきか、決めるのを手伝って」とアンケートを取った。回答者の69%が自殺に賛成し、反対した人は31%にとどまった。その結果、少女は自殺してしまうことに。現在調査中だが、少女の自殺にアンケート結果が大きく影響したことは想像に難くない。

 匿名だと一般的に攻撃性が高くなることが知られている。Instagramのアンケートは実行者には誰がどのように答えたかが分かるが、匿名で利用している人が多いためにこのような回答が多くなったと考えられる。

 10代の子たちは、匿名での見えない悪意を恐れているが、一方で自分でもそのような投稿をしてしまっているようだ。その実態と危険性について解説したい。

若者は悪意ある投稿をしがちな傾向

 独立行政法人情報処理推進機構の「2017年度情報セキュリティに対する意識調査」報告書(2017年12月)によると、悪意のある投稿経験者の投稿後の心理でもっとも多いのは、「気が済んだ、すっきりした」で35.6%。特に10代は45.5%、20代は40.5%と、他の世代より高い傾向にあった。

 スマートデバイス利用者の悪意のある投稿の理由は、「人の意見に反論したかったから」(30.3%)がトップ。続いて、「人の投稿やコメントを見て不快になったから」(29.4%)、「いらいらしたから」(24.4%)、「人の意見を非難・批評するため」(22.2%)となった。

 以前ある男子中学生が「ネット掲示板に書き込んでいた。悪い言葉で誹謗中傷を書き込んだらすっきりして、何度も書いてしまった。あの時の自分を思い出すと怖くなる」と言っていた。担任の先生いわく、「穏やかでそういう子に見えなくて、本人から聞いて驚いた」そうだ。

 中学生のスマホ所持率は上がり、それに伴ってSNSの利用率も上がっている。イラッときた時に手元にあるスマホですぐに書き込めてしまうことで、そのような投稿が増えてしまうのかもしれない。

誹謗中傷経験がある子が多い

 以前、Twitterで流行中の匿名で質問ができるサービス「Peing 質問箱」についてご紹介した。匿名で質問できるため、悪意ある質問を送ってしまうユーザーは少なくないようで、受け取ったことがある子は複数いた。

 ある子は「ぶっちゃけキモい。学年の7割があんたのことが嫌いだから」という質問にもならない誹謗中傷を送られたという。誰だかわからないこと、学年の7割に嫌われているという言葉から、病みそうになったそうだ。

 Twitterの質問箱に無差別で、「私はハッカーです。あなたを見てます」と送る愉快犯も現れたことがある。そのアカウントは複数回にわたり同じ投稿を繰り返していたため、運営側によって凍結されたそうだ。しかし、多くの中高生は「本当に見られているの?怖い」と本気で怖がっていた。

キャプション

 ある女子中学生に聞いたところ、「友だちと思っていた子にTwitterで悪口を言われたことがある。別人みたいにきつい言葉で、人が信じられなくなった。それ以来、ネットに何か書かれることが怖い」と話す。悪口を書いてしまう子が多いということは、書かれたことがある子も多いということだ。書かれた経験はあっても慣れないようで、むしろ「怖い」という声が多かった。

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