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マイクロソフトとGincoが提携--ブロックチェーンサービス向けインフラの提供で

山川晶之 (編集部)2019年02月19日 11時00分
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 仮想通貨のウォレットアプリを提供するGincoは2月18日、日本マイクロソフトと提携し、ブロックチェーンサービスの開発時に必須となるノードのホスティングとAPIを提供する「Ginco Nodes」を発表した。ベータ版を3月初旬にローンチ予定。

 ブロックチェーンサービスの開発には、サービスのシステムインフラとなるノードの構築・保守・運用に人的リソースが必要だったほか、対応するブロックチェーンごとにAPIの整備状況も異なり、基礎的なノード運用のハードルの高さから、多くの開発者がサービス側の開発にリソースを割くことができなかったという。

 Gincoでは、独自ノードを構築してウォレットアプリを提供。現在、各通貨で3ノード、計41ノードでウォレットサービスを展開しており、可用性は99.99%を超える。パブリックチェーンのオープンAPIを利用する場合と比べ、安定した接続と低レイテンシを実現。月間で15億のトランザクションを処理している。

 これまでウォレット開発で培ってきたノード・APIを、事業者向けインフラサービスとして展開。AzureにてBaaS(Blockchain as a Service)提供に注力してきた日本マイクロソフトと提携し、日本初のフルマネージドなノードサービスの開発に取り組む。クラウド基盤は日本リージョンから提供することでレイテンシも抑えた。

 Ginco Nodesでは、構築や維持・運用が面倒なブロックチェーンノード、トランザクション監視APIなどを開放。ブロックチェーンサービスの開発者は、システムの開発コストや維持コストを大幅に抑えながら、ビットコイン、イーサリアム、リップルといったブロックチェーンの機能をフルで活用できるようになるとしている。

 同サービスは、ブロックチェーンゲームやDapps(分散型アプリケーション)のウォレットなどをターゲットにしている。すでに、ブロックチェーンTCG「CryptoSpells(クリプトスペルズ)」、ワーカープレイスメント型RPG「My Crypto Heroes」、モンスターの育成・バトル・冒険を楽しむ分散型ゲーム「Etheremon」、データ・アナリティクスプラットフォーム「catabira.com」、DAppsブラウザ機能付きの仮想通貨ウォレット「Go!Wallet」での導入が決定しているという。

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