ソフトバンク、通信子会社が12月19日に上場へ

 ソフトバンクグループは11月12日、通信子会社のソフトバンクが12月19日に東京証券取引所に上場することを発表した。国内外の売り出しによって2兆円を超える資金を調達すると見られる。

 同社代表取締役会長 兼 社長の孫正義氏は、11月5日の決算説明会で、上場益を有利子負債の返済だけでなく、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資資金供給源として活用する考えを示していた。

ソフトバンクが上場した際の上場益は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資にも用いられるとのこと
ソフトバンクが上場した際の上場益は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資にも用いられるとのこと

 また、2月の決算説明会の際には、「親子上場はルール違反ではないかと言われるかもしれないが、群戦略として考えた場合、それぞれの事業は独立していた方がいい」と話しており、ソフトバンクを独立させることで国内通信事業の価値を顕在化し、自律的な成長を目指すと説明していた。

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