「iOS 12.1」ベータに次期「iPad Pro」の秋発売を示す手がかり--10月にイベント開催か

Lori Grunin  (CNET News) 翻訳校正: 編集部2018年09月20日 08時41分

 Appleが10月にハードウェア発表イベントを開催して「iPad Pro」の新型モデルを発表するという予測を裏付ける証拠が徐々に積み上げられつつある。今回新たな証拠として見つかったのは、「iOS 12.1」のセットアップアプリのコードの中の新しいデバイス識別子「iPad2018Fall」だ。

 この識別子を発見した9to5Macによると、以前のセットアップアプリの中にこの記述はなかったという。9to5Macはさらに、開発者のSteve Troughton-Smith氏がツイートしているように、「Face ID」が、端末を横向きに持った状態(ランドスケープモード)でも利用できるようになることを示唆するコードも発見され、新しいiPad Proで利用できるようになる可能性が高いと報じている。

 「iOS 12」がリリースされた翌日の米国時間9月18日にAppleが開発者向けにリリースしたiOS 12.1のベータ版からは、他にもいくつかの情報が得られている。

 9to5Macは、「iCloud」を使用してミー文字を同期する機能も発見した。

 Troughton-Smith氏はさらに、クリック操作が可能なサムスティックをサポートし、仮想4Kディスプレイ用の新しいオプションが追加されるらしいことを指摘している。仮想4Kディスプレイ接続用の新しいオプションは、Thunderbolt(USB-C)接続を示唆している可能性があるが、Lightning to HDMI変換アダプタのアップデートか、ワイヤレスHDMIに対応する何らかの新しいワイヤレスディスプレイ投影方法を準備している可能性もある。

 「iPhone」発表イベントでは、iPadや「MacBook」に関する新情報がまったくなかったことを考えると、10月にこれらの新型モデルが発表される可能性が高い。「MacBook Air」のアップグレードに関するうわさも耳にしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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