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私は「Apple Watch」に命を救われた--アンチが忠誠を誓うようになるまで - (page 4)

Jason Perlow (ZDNet.com) 翻訳校正: 川村インターナショナル2018年09月28日 07時30分
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 カテーテルの先端は心臓内壁の50~70カ所に接触する。正しい経路を進んで正確無比に標的を破壊できるよう、多くの技術を用いる。

 この処置の間、検査室で数週間前に撮影されたコンピュータ断層撮影(CT)胸部スキャンの3D画像を、その場で撮影されるX線画像と組み合わせて、極めて詳細なナビゲーションマップが作成される。喉から挿入したセンサを使用する別のエコー検査(経食道エコー検査:TEEとして知られる)を用いて、心臓弁に障害がないかもチェックする。

 これは、「スタートレック」的な低侵襲手術だ。全身麻酔で患者を無意識の状態にするので、患者は手術のことを何も覚えていない。基本的には、医師たちがあたかも自動車の燃料噴射エンジンのタイミングを調整するかのように、患者の心臓に電気的な調整を施す。この処置の所要時間は約3時間だ。

 ボカラトン・リージョナル病院には、電気生理学者をサポートする大規模なチームがある。処置の間、このチームが制御室で集中してモニターを凝視する。その現場は、まるで火星へのロケット打ち上げを見守っているかのようだ。

 だが、処置が完了したら、患者は安心していい。ほどなく、血液の抗凝結薬とフレカイニドを服用せずに済むことになる。ほとんどの場合、患者は翌朝に帰宅を許可される。

 私は最初に、薬を服用する治療法を選んだ。フレカイニドを服用すると、目眩と疲労を感じた。複雑な仕事に集中できなくなり、米ZDNetの記事も執筆できなかった。日常業務をこなせなくなった。私は窮地に立たされた。

 そのため、数週間後、心臓アブレーションを受けてみることに決めた。その前に、私は例のCTスキャンを受ける必要があった。それは造影剤を用いるCTスキャンで、造影剤を注射されたときは本当に変な感じがした。

 さらに、植え込み型ループレコーダーと呼ばれる小さな装置を左胸部に植え込まなければならなかった。この装置はePatchとほぼ同じ役割を果たすが、ベッドの脇に置かれたIoTデバイスとワイヤレスで通信する。深夜、私が眠っている間に、この装置はデータをRosenbaum医師のオフィスにアップロードする。バッテリは3年間持続する。

 この装置にいわばアップグレードしたことによって、私は精神的に参ってしまった(これでも控えめな表現だと思う)。夏の間ずっと、私はこの治療のことで気をもんでいたのだ。

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