「Windows 10」の「Mail」アプリ、「Windows Ink」に対応

Liam Tung (ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2018年08月09日 10時56分

 「Windows 10」ユーザーは、Windows 10の「Mail」アプリで、電子メールに図面や画像の注釈を追加できるようになった。

 これまで、こうしたスケッチ機能は、Windows 10では「Word」「Excel」「PowerPoint」で利用できたが、サポート情報への新たな書き込みの通り、「Windows Ink」がWindows 10のMailに対応するようになった。Inkベースのスケッチをペンや指でMailのメッセージに追加する方法について、もっと詳細なマニュアルも用意されている。

 Windows 10ユーザーは、Mailアプリの最上部にあるリボンツールバーの新しい「Draw」タブを使って、スケッチや図面、Ink効果を追加する3つの方法を選択できる。

 1つ目は、リボンから「Drawing Canvas」をメールのどこかにドラッグし、スケッチを追加する方法だ。それから、メール内の画像にInkを使った注釈を追加したり、画像の横に描画したりする方法もある。3つ目は、銀河や虹、赤みがかった金色のペンといったInk効果を利用する方法だ。

 Microsoftによると、この機能は、Microsoftの「Surface Pen」やWacomの「Bamboo Ink」スタイラスのような、Inkに対応するペン向けに最適化されているという。

 Microsoftは、6月からWindow 10 Insiderで、MailでのこうしたInk機能をテストしており、次の主要な機能リリース「Redstone 5」のリリースが迫る中でこの機能が登場する。Redstone 5には、タッチ式キーボードを利用するデバイス向けの「SwiftKey」のサポートも含まれる。

 これまで、予測変換機能があるキーボードアプリのSwiftKeyは、Microsoftが2016年に開発元を買収してから、「Android」版と「iOS」版しかなかった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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