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クアルコム、ミッドレンジスマホのAI性能を高める「Snapdragon 670」を発表

Charlie Osborne (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2018年08月09日 12時50分
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 QualcommはミッドレンジのモバイルデバイスのAIパフォーマンスを向上させる「Snapdragon 670」チップを発表した。

 同社は米国時間8月8日、この新しいモバイルプラットフォームを披露した。Snapdragon 670は、ミッドレンジの「Snapdragon 600」シリーズに追加された最新のモデルである。

 Qualcommによると、670プロセッサは、「Snapdragon搭載デバイスの機能を最大限に活用したいメインストリームのスマートフォン購入者に対して、最先端の技術を提供するために設計」されたという。

 QualcommのSnapdragon 670はQualcommの「Kryo」CPU、「Spectra ISP」「AI Engine」「Snapdragon X12 LTE」モデムなど、さまざまなアーキテクチャを備える。

 Snapdragon 670のCPUに選ばれたのは「Kryo 360」だ。Kryo 360は動作周波数2.0GHzの2つのコアと同1.7GHzの6つの「省電力」コアを利用する。この改良されたチップのユーザーは最高15%のパフォーマンス向上を享受できる、とQualcommは話す。

 同社によると、これらのプロセッサの主眼は、スマートなオートフォーカスや設定などのAI駆動型のアプリケーションをターゲットにすることだという。Snapdragon 670はDSP(デジタルシグナルプロセッサ)として、以前ハイエンドのモバイルプラットフォームで採用されていたQualcommの「Hexagon 685」を使用する。

 さらに、QualcommはSpectra 250 ISPも搭載した。Spectra 250 ISPはノイズリダクションやアクティブ深度センシングなど、カメラで使用されるさまざまな機能を実現する。

 Qualcommは同社の第3世代AIエンジンもプロセッサに統合した。このAIエンジンはAIパフォーマンスを従来世代の最大1.8倍に向上させる、と同社は主張している。

 このエンジンは「Caffe」「Caffe2」「TensorFlow」「TensorFlowLite」「Open Neural Network Exchange」(ONNX)をサポートする。

 人口密集地で速度を向上させ、電波の弱い場所で信号を増幅するために設計されたX12 LTEモデムも搭載されている。

 Snapdragon 670モバイルプラットフォームは既にベンダーに提供されている。このチップを利用するデバイスは、2018年中に消費者への販売が開始される見通しだ。

提供:Qualcomm
提供:Qualcomm

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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