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現実と地続きのVR世界は我々の望むものか--ドワンゴらがVR事業で新会社 - (page 2)

佐藤和也 (編集部)2018年07月27日 22時26分
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「ちょっと間違った未来をつくる」新会社設立

 前述のように、ドワンゴとインフィニットループは合弁で株式会社バーチャルキャストを設立。資本金は2億円。インフィニットループの松井健太郎氏が、新会社の代表取締役社長に就任する。松井氏は同社のビジョンを「ちょっと間違った未来をつくる」と打ち出した。

 松井氏は、この先VRの世界が進化するなかで、通常の流れでいくと現実と地続きのVR世界が構築されるとの見解を示すが、現実と同じルールや常識が持ち込まれるとし「それが本当に我々が望むものになるか」と疑問を呈す。現実にできないこと、あこがれていることをできるのが仮想世界だとし「せっかくの新世界なので、遊びやユーモアがあふれる世界にしたい。我々好みの未来を作っていきたい」と意図を語った。

松井氏が説明時に示した「ちょっと間違った未来」
松井氏が説明時に示した「ちょっと間違った未来」
ビジョンの「ちょっと間違った未来をつくる」にあわせて「人類を5度ぐらいズレた方向に大きく進化させる」とも説明
ビジョンの「ちょっと間違った未来をつくる」にあわせて「人類を5度ぐらいズレた方向に大きく進化させる」とも説明
さらにミッションとして「脳汁の最大化」を掲げ、幸せな人を増やしたいとも語った
さらにミッションとして「脳汁の最大化」を掲げ、幸せな人を増やしたいとも語った

 新会社では、バーチャルキャストをはじめとする先進的なVRプロダクト群に、ニコニコが持つエンタテインメント事業の総合力や、UGCプラットフォームやその運営ノウハウ、そしてそこに根付くクリエーター、さらにカドカワグループ全体が持つIPや調達力を結集し、強みを最大限に活かすことでVR総合プラットフォームを創出し、あらゆるユーザー、クリエーターが自由にVR空間で活躍できる場を提供することを目指すという。

 直近では、積極的な業務提携や協業を展開。またエンジニアなどの採用も行っている。そしてグローバル展開も検討しており、特に中国を中心としたアジアへの進出を図っていくとしている。

バーチャルキャストのVR空間内で、バーチャルキャストの取締役が集まってのフォトセッション
バーチャルキャストのVR空間内で、バーチャルキャストの取締役が集まってのフォトセッション
リアルなフォトセッション。バーチャルキャスト代表取締役社長の松井健太郎氏(中央:インフィニットループ)、取締役COOの石井洋平氏(右から2番目:ドワンゴ)、取締役CVO(Chief Virtual Officer:最高仮想化技術責任者)の山口直樹氏(左から2番目:インフィニットループ)、取締役CTOの岩城進之介氏(一番右:ドワンゴ)。一番左は各種説明などを行ったniconicoの責任者でもあるドワンゴ取締役の栗田穣崇氏
リアルなフォトセッション。左から各種説明などを行ったniconicoの責任者でもあるドワンゴ取締役の栗田穣崇氏、バーチャルキャスト取締役CVO(Chief Virtual Officer:最高仮想化技術責任者)の山口直樹氏(インフィニットループ)、同代表取締役社長の松井健太郎氏(インフィニットループ)、取締役COOの石井洋平氏(ドワンゴ)、取締役CTOの岩城進之介氏(ドワンゴ)

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