いざというときに必要なアレをスマホ決済のWeChat Payを使ってキャッシュレスで購入できる自販機。配布されていたパンフレットに記載されていたURLにアクセスしてみたところ、なぜか中古ドメイン販売サイトが表示された。
中国語の商品名しか掲示されていなかったため呼び方がわからないこちらの製品。スマホ決済で利用できる、休憩をとるための個室ボックス。疲れを効率良くとるために酸素が空間内に補給されるほか、疲れや休憩の効果を血圧や心拍数、目の周りのくまの有無や変化などから活力値として算出し、スマートフォンで確認できる。
円状の本体をダイヤルのように回して注文したい商品を選択し、クリックすることで注文できるAmazon Dash Buttonに電子ペーパーが付いたような製品。イタリアのミラノ発のスタートアップLA COMANDAの製品。
最後に、デザイン性が良い商品として目立っていた中国発の会社の商品を2つ紹介したい。
オシャレなシンプルデザインのレコードプレイヤー。下部にある四角い箱がBluetoothスピーカとなっており、次のように本体から離して使用できる。
またAlexa対応となっており、音声で操作することが可能なアナログでスマートな製品。最近のお洒落なスタートアップやIT系企業が多く集まることで知られる中国深セン南山地区のスタートアップの製品。
コーティングされた厚い紙を外装デザインに使用したお洒落なBluetoothスピーカ。ブランドとのコラボレーションによるポップなデザインを多数展開していた。
CES Asiaを初訪問して感じたのが、中国企業から出てくる製品の面白さだ。製造業の中心が中国に移ってからかなり経過するとはいえ、スタートアップコーナー以上に、地元中国企業で革新的で面白い製品が数多く見受けられた。
本家のCESではスタートアップが集まった展示場が活気を集めていたが、こちらでは逆に地元企業からでてくる製品の面白さが目立った。もっとも、こうした地元中国企業も新興のハードウェア関連企業が多く、広義のハードウェアスタートアップとも言える。2019年のCES Asiaではどんな面白い製品が出てくるのか楽しみにしたい。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
パナソニックのV2H蓄電システムで創る
エコなのに快適な未来の住宅環境
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手