地元の課題をデザインの力で解決--アドビが気仙沼でワークショップ開催 - (page 3)

 1時間40分の作業時間が終了した後は、いよいよプレゼンタイム。プレゼンの時間は各チーム2分。自分たちがデザインした作品をアピールするには短い時間だが、初めて人前でプレゼンする学生たちにとっては実は長く感じるもの。ほとんどのチームが時間を余してしまう結果となったが、それでも、一所懸命に自分たちの作品の良さを説明する姿勢に、作品への熱量はしっかりと受け止められた。

 発表された作品は参加した全生徒、デザイナー、アドビシステムズ、さらに気仙沼市長など地元関係者約80人による投票で最優秀賞を選定した。

 最優秀賞は俳優の渡辺謙氏が経営する気仙沼のカフェ「K-port」にて、2月より展示される予定だ。さらに気仙沼市で利用される紙袋にも採用されるか検討されている。

 デザインの現場を体験することは、生徒たちにとってもいい機会だっただろう。アドビシステムズの各アプリやソフトもあっという間に使いこなしていく学生たちを見ると、クリエイティブなことに対して縁遠いのは、難しさではなく、機会の少なさに起因することを実感した。


プレゼンタイム

チーム唐桑っ子とその作品


チーム梶原とその作品


チームスイートコーンとその作品


チームNanami Starsとその作品


チームBonitoとその作品


チーム佐々木教とその作品


チームTeamとその作品


チームDangerousとその作品

投票は、参加した生徒やデザイナーはもとよりアドビシステムズや地元関係者、取材陣すべてで行われた

最優秀賞はチーム佐々木教

NEXT SWITCH賞はチームTeam

アドビ賞はチームDangerous

気仙沼市長の菅原茂氏

最後に記念撮影

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