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AIは究極の買い物代行人なのか? - (page 2)

Eileen Brown (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部2017年12月05日 07時30分
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 Macy'sのショッピングアシスタント「On-Call」では、ユーザーはIBM Watsonのチャットボットを採用したAIプラットフォームと会話し、質問に答えてもらえる。

 この他、Stitch Fixのような企業は、AIの導入で大きな収益を上げた。Stitch Fixはユーザーのサイズ、スタイル、希望価格帯などの情報を収集し、好みに合わせた衣料品を送料無料で送るサービスだ。

 McKinsey & Companyによると、パーソナライゼーションによって顧客獲得費用は最大50%削減でき、収益は5〜15%増加し、マーケティングコストの効率性は10〜30%向上するという。

 買い物客のオンライン体験をパーソナライズすることで、将来的には実店舗は不要になるだろう。

 AIはカスタマイズしたコンテンツを訪問者に提供できるようになり、買い物代行業者を自動買い物代行ツールで置き換える可能性も出てくるだろう。こうしたツールは、ブランドのウェブサイトでの買い物客の行動に基づき、正確に買い物代行を自動的にこなす。だが、われわれはAIイノベーションに乗り遅れていないだろうか?

 Eコマースは、物理的な店鋪での体験よりオンラインショッピングを選ぶ買い物客たちの間で確実に人気を集めている。

 ビッグデータと認知コンピューティング技術によって、ブランド側は買い物の習慣に関する洞察が得られ、顧客に合わせて買い物体験をカスタマイズすることが可能になる。

 賢明な小売業者は既に、買い物客が望むあらゆる体験を提供するために、実店舗とオンラインストアの境界をぼかしている。Dynamic Yieldが提供するようなスマートレジ機能では、顧客に追加購入を勧めるパーソナライズオプションを提示できる。

 AIと自然言語処理を利用することで、まるで人間の店員のように、顧客が何を求めているかを理解できる。Amazonは商品検索エンジンに「A9」を利用しているが、Twiggleのような企業も同様の検索エンジンを小売店に提供している。

 AIが人間の仕事にどう影響するかという懸念はあるものの、ショッピング方法を変える新技術を幅広く利用するメリットに、買い物客はあらがうことはできないだろう。


提供:ZDNet.com

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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