2019年の「iPhone」、背面3DセンサでAR強化か

Gordon Gottsegen (CNET News) 翻訳校正: 編集部2017年11月15日 09時24分

 Appleが2019年版の「iPhone」用に、背面に搭載する3Dセンサシステムに取り組んでいると、Bloombergが報じている。事実であれば、このハードウェアによって、実世界を画面上の世界に融合するiPhoneの機能が大きく向上する可能性がある。

 Appleは既に、3Dセンサを「iPhone X」に使用している。「Face ID」や「アニ文字」といったiPhone Xの新機能は、iPhoneのカメラシステム「TrueDepth」によって実現している。TrueDepthは、赤外線センサや3Dセンサを使用して、顔の3次元マップを作成する。これが、Appleの顔認証機能の精度向上につながっており、写真だけでiPhone Xのロックを解除できないのはそのためだ。

iPhone X
iPhone Xは独自の3Dセンシング技術を採用している。
提供:Juan Garzón/CNET

 Bloombergは今回、Appleが類似の3Dマッピング機能をiPhoneの背面カメラに搭載することを計画していると報じている。記事によると、これは単に、iPhone Xのノッチが端末の背面に移動するという話ではなく、拡張現実(AR)を念頭に端末が刷新されることになるという。Appleは、前面のTrueDepthカメラシステムもそのまま維持する可能性がある。

 新しい3Dセンサはまだ、初期段階にあるようだ。この記事では、計画をよく知るAppleの製造業者や関係者の話として報じている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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