「ラブライブ!サンシャイン!!」Aqours初のドームライブで見た“距離感の近さ” - (page 2)

 このあとも9人によるステージを中心に、ユニット曲を織り交ぜながらライブが進行。TVアニメ1期を受けて行われた1st LIVEは、TVアニメのストーリーに沿ったステージだったが、今回はAqoursとしての持ち味を存分に発揮するステージとなっていた。

「恋になりたいAQUARIUM」
「恋になりたいAQUARIUM」

 「恋になりたいAQUARIUM」では、アニメーションPVを再現した衣装で初めてお披露目したのをはじめ、TVアニメ1期オープニングテーマ「青空Jumping Heart」のような定番ともいえる元気曲、TVアニメ1期Blu-ray特装限定版の特典CD収録曲「Daydream Warrior」のようなカッコよさとダンスを前面に押し出した曲、「HAPPY PARTY TRAIN」のカップリング曲である「SKY JOURNEY」のような、懐かしさを感じさせるメロディとのびやかに響く歌声が印象的な曲など、さまざまなジャンルの曲を9人で歌い上げた。終盤では、TVアニメ1期第13話挿入歌「MIRAI TICKET」からファーストシングル「君のこころは輝いてるかい?」が続けて歌われるという、1st LIVEのクライマックスを彷彿とさせるようなシーンもあった。

「恋になりたいAQUARIUM」
「恋になりたいAQUARIUM」

 楽曲にあわせてメンバーのイメージカラーにそったペンライトの光が一面に広がる光景も印象的。キャスト陣がトロッコで場内を移動するときには、ペンライトの色もあわせて移動するような光景も見られた。ことメットライフドームは、周囲の景色が見える半屋外球場と言える構造であるため、時間が経過するにつれ段々と場内が暗くなっていき、ペンライトの光がさらに輝きを増す光景もどこか神秘的に映った。

場内の光景
場内の光景

 グループ内のユニット「CYaRon!」「AZALEA」「Guilty Kiss」は1曲ずつの披露となったが、ライブに新たな彩りを加える形となったのが、「デュオトリオコレクションCD VOL.1 SUMMER VACATION」に収録されているデュオ、トリオ曲を披露したステージだ。夏の始まりから終わりまでをイメージする4曲で、それぞれにCDのブックレットに描かれたイラストをモチーフにした衣装で登場した。

  • 伊波さん、斉藤さん、降幡さんによるユニット「CYaRon!」

  • 諏訪さん、小宮さん、高槻さんによるユニット「AZALEA」

  • 逢田さん、小林さん、鈴木さんによるユニット「Guilty Kiss」

 逢田さん、高槻さん、鈴木さんによる「夏への扉 Never end ver.」では、トロッコに乗り込みときには水鉄砲を打ちながらノリノリで歌い、小宮さんと降幡さんによる「真夏は誰のモノ?」では、真っ赤な民族風衣装をまとって情熱的に歌い上げた。斉藤さんと小林さんの「地元愛▽満タン☆サマーライフ」(※「▽」はハートマークが正式表記)では、スタンド席の通路をトロッコで移動しながら、特徴的なポーズとともに会場一体となって“じもあい”をコールしながら歌唱。伊波さんと諏訪さんによる「夏の終わりの雨音が」では、夏の終わりを感じさせる雰囲気を醸し出しながら歌う一方で、“トワイライトタイガー”という衣装イメージにあわせた耳飾りを付け、トーク中では肉球の手の形をしたポーズを決めるなど、そんなギャップに場内が沸いていた。

Aqoursのパフォーマンスに盛り上がる場内
Aqoursのパフォーマンスに盛り上がる場内

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