アドバンスト・メディアは、書き起こし業務支援システム「AmiVoice SpeechWriter」の販売を、9月12日から開始した。価格はUSBヘッドセットマイクを含めて30万円(税別)。また保守料金は年間3万円(税別)で、初年度は必須となっている。
AmiVoice SpeechWriterは、録音された音声ファイルを読み込ませることで、音声認識を活用して、自動で文字化を行うPC向けのソフトウェア。書き起こしに特化したソフトであることから、ユーザーが直感的に操作でき、初めてでも使いやすいUIになっているという。編集、管理、保存、書き出しの操作を一括して実行することが可能で、音声認識処理を稼動させながら同時に書き起こしもできるため、より効率的に作業を行うことができるという。
音声の再生や一時停止など、すべての操作をPC上で行うことが可能となっており、音声は文字と紐づいているため、効率的に音声の確認や書き起こしを行うことができる。また、音声認識に適さない録音音声は、声による書き起こしが行えるリスピーク機能を活用することで、通常のキーボードと比較し約2倍の速さで入力を行うことができる。インターネットを使用しないスタンドアローン形式の音声認識エンジンを使用しているため、ネットワークの環境問わずに利用できるのも特徴としている。
同社では、議事録作成のほか、セミナーや講演会、インタビューなど幅広い音声記録を効率的に書き起こしができ、これまで議事録作成などに要していた時間と手間が大幅に削減され、長時間労働の改善が期待できるとしている。
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