また、Moto Zファミリー用の拡張モジュール「Moto Mods(モトモッズ)」の新ラインアップとして、「Turbo Powerパック」と「ワイヤレス充電キャップ」を発売する。
Moto Modsはほかにもプロジェクタやオーディオスピーカ、光学ズーム付きデジタルカメラなどが用意されており、シーンに合わせて装着することで、スマートフォンにより多彩な機能を持たせることができるしくみだ。
Turbo Powerパックは、3490mAhのMoto Zファミリー専用モバイルバッテリで、スマートフォンに装着するとバッテリ持続時間を1日近く延長できるという。スマートフォンのバッテリが減少しているときには、最大15Wで急速充電を行う。また、スマートフォンの電池残量を常に8割程度に保って電池を長持ちさせる「効率駆動モード」を選ぶことも可能だ。
ワイヤレス充電キャップは、スタイルにあわせてスマートフォンを着替えられるデザインのスマートフォンカバー「スタイルキャップ」にワイヤレス充電機能が備わったもの。対応する市販のワイヤレスチャージャーに置いて、最大10Wでのワイヤレス充電が可能だ。キャッツアイ、グレー、フラワーデジの3色展開となっている。
Moto ストア 販売価格は、Turbo Powerパックが9800円(税別)で7月1日に発売予定だ。ワイヤレス充電キャップは、4680円(税別)で、7月中旬に発売予定。
モトローラ・モビリティ・ジャパン 代表取締役社長のダニー・アダモポウロス氏は、日本市場に向けた明確なアプローチと戦略を持っているとし、「新しくエキサイティングなデバイスを提供するために投資を続けていく」と語った。
日本で外食中に自身が持つ「Moto G5 Plus」の着信音が鳴ったかと思ったら、違う人の端末だったというエピソードを語り「非常にうれしかった」と笑顔を見せた。
また、「拡張モジュールによるエコシステムは、イノベーションであり、新しいスタンダードとして確立している。日本市場でも差別化できると確信している。日本市場のお客様も、Moto Modsを愛してくれている。日本では特にカメラモジュールが多く、日本人が写真を好きな証拠。これによって新たな選択肢を提供できていると自負している」と語った。
今後はゲームコントローラを備えた「moto GAMEPAD」を夏の終わり頃をめどに発売予定すると明かした。
Moto Modsを担当する、モトローラ・モビリティ Moto Modsエコシステムのクリスチャン・フラワーズ氏も来日。
Moto Modsの開発キットを日本でも提供することを明らかにした。開発キットはRaspberry PiのHAT(拡張基盤)にも対応しているという。また、これまで海外で行ってきた開発者向けのイベントを、いよいよ日本でもアイデアソンとして9月2日に大阪「The DECK」で行うことを発表した。
「日本は発明や、クリエーションが多い国。日本で開催できることを楽しみにしている」(フラワーズ氏)とコメントした。
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