パナソニック インド、スマホ用UIソフトを開発--時間と場所を学習して操作をサポート

 パナソニック インドは3月27日、スマートフォン用にAIを活用したソフト「Arbo」を開発したと発表した。4月にインドで発売を開始するスマートフォン「ELUGA RAY MAX」シリーズに搭載する。

ソフトウェア「Arbo」
パナソニック インドがAIと新たなユーザーインターフェースを活用したソフトウェア「Arbo」を開発

 Arboは、AIと新たなユーザーインターフェースを活用してシンプルなスマートフォン操作を実現するAndroid向けのソフトウェア。3動作以内の短時間で、片手で操作できることをコンセプトに開発した。

 「時間」と「場所」によるユーザーの利用傾向をAIで解析していることが特徴で、時間や場所に応じて頻繁に利用する (1)電話やSNSの発信先、(2)アプリケーション、(3)Wi-Fiや音量等の設定、(4)IoT機器への接続を、自動的に画面に表示して提案。これらの操作が片手で直感的にできるラウンド状にアイコン表示するユーザーインターフェースを採用する。

 パナソニック インドは、2013年にインドのスマートフォン市場に参入。今後もArboをバージョンアップし、AIによる自動表示、提案範囲の拡大と、ユーザーインターフェースの進化を続けていくとしている。

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