「Android Wear 2.0」搭載ウォッチ、スイスのMovadoも発売へ

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2017年03月09日 11時52分

 スマートウォッチという新たな選択肢の提供を始める人気腕時計ブランドが、さらに増えそうだ。

 スイスの時計メーカーMovado Groupは米国時間3月8日、Googleの最新のスマートウォッチ向けOS「Android Wear 2.0」を搭載した自社ブランドのスマートウォッチを発表した。Movadoは過去に、HP Inc.と共同でアナログタイプのスマートウォッチを開発したことがあるが、今回はGoogleと直接提携したようだ。

提供:Sarah Tew/CNET
過去にMovadoがHP.Incと共同で開発した、アナログタイプのスマートウォッチ。
提供:Sarah Tew/CNET

 Movadoが発表したのは、Android Wear 2.0搭載のフラッグシップモデル「Movado Connect」だ。価格は495ドルで、2017年秋に発売されるという。同社によれば、Movadoの腕時計のデザインをベースとした5種類の「ユニークでカスタマイズ可能な」文字盤が用意される。また、「Android Pay」にも対応する予定だ(これは現在発売中の「Android Wear」搭載製品でも対応していないものもある機能だ)。Movadoはプレスリリースで、5つの男性向けモデルを発売すると述べているが、女性向けモデルについては言及していない。

 Movado傘下の他の2つの腕時計ブランドである「Tommy Hilfiger」と「HUGO BOSS」も、スイスで開催される時計の見本市Baselworld 2017で、Android Wear搭載の腕時計を初披露する予定だ。

 Fossil Group、TAG Heuer、Nixonといったブランドは、Android Wear搭載スマートウォッチをすでに発売している。Android Wear 2.0へのアップデートは、すでに発売済みのAndroid Wearスマートウォッチに対しても、3月中に実施される見込みだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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