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リコーが写真サービス「Eyefiクラウド」を買収した理由--ビジネス戦略を聞く - (page 2)

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--買収されたクラウド事業はどういった点が魅力だったのでしょうか。

 Eyefiのクラウドは、ハイアマチュア・プロフェッショナルユーザーが多く、ワークフローに組み込まれているという点がポイントでした。現存する写真関連のクラウドサービスの多くは、スマートフォン向けとなっています。そんな中、カメラに特化しているサービスというのは私自身魅力的に感じていました。

--確かに、無料のクラウドサービスが多く登場しています。そんな中、有料サービスとしての勝ち筋は見えているのでしょうか。

 もちろん、無料のクラウドサービスと同じ土俵で戦うのは無理です。なので、そこではない戦いをしなければならなくて、それは、これまでEyefiが行っていた写真愛好家・フォトグラファーに喜ばれる機能・サービスです。スマートフォンの性能が上がってきていますから、その領域も侵食はされていますが、一定数は残るわけで、そこでビジネスを構築していきます。仮にそこを否定してしまうと、一眼レフやGRはいらないという話になってきてしまうので、一眼レフやGRを販売する以上、そのペアになるようなサービスを提供する義務があるのかなと思っています。

--Eyefiクラウドの特徴でもある、容量無制限のアップロードは負担ではありませんか。

 負担になっていないということはないですね。とても負担になっています。ただ、サービス発表時と比べてストレージの値段は下がっているので、そこまで圧迫するものではないと考えています。

 強いて言えば「ビデオ」が重く、写真は容量無制限ですが、ビデオが制限されている理由はそこにあります。そこでバランスをとっている感じですね。

--ということは、現行のサービスのまま続けていくということですね。

 そこがこのサービスの特徴ですから、非圧縮で無制限(写真)というところは従来通りに頑張っていきたいと思います。あと、RAWイメージをサポートしている点も外せないポイントです。

 実は、そのことについて、ユーザーから多数の意見をいただいています。リコーユーザー向けのサービスになってしまうのではないかということですね。それについては、明確にありません。既存のユーザーとこれから新規に始められるユーザー、もちろん他社のカメラを利用しているユーザーも含めですが、現行のサービスのまま変更はありません。今後、クローズドすることもないので、安心して利用ください。

 また、東芝のFlashAirなどについても対応済みですし、今後発売される製品(Eyefi Connected機能搭載モデル)についても、対応します。


「非圧縮で無制限(写真)は従来通りに」

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