11月30日~12月6日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
Appleは、iPhone 7シリーズの品薄状態を解消し切れていない。特にiPhone 7 Plusは、米国でもジェットブラックは足りていないし、ローズゴールドもすべての店舗ですぐに買える状態にはなっていない。
米国のニュースでは、爆発事故の問題があっても、Samsung GALAXY Noteシリーズへのロイヤリティは低下していない、と報じられているが、iPhone 7 Plusがここまで品薄状態になっている点は、やはり関連性を疑いたくなる。あるいは、Appleが若干弱気な計画を立てていたこともあるのだろうか。
バージョンナンバーは上がったが、小幅な変更に留まったiPhone 7に対し、次期iPhoneは10周年記念モデルとなる。再びメジャーバージョンアップを迎え、ディスプレイや充電に関するテクノロジが刷新される可能性が指摘されている。そうなれば、iPhoneは非常に強力な需要となる可能性があるという。
ディスプレイは、長らく有機ELへのアップデートが期待されている。消費電力を軽減し、より薄型化を実現するディスプレイはAndroidのハイエンドスマートフォンに広く採用されてきた。頼れるサプライヤーはSamsungになりそうだが、GALAXYシリーズと共通の技術を利用することになるなら、iPhoneらしさがまた1つなくなることになる。
またワイヤレス充電もまた、Androidスマートフォンに搭載されてきた機能だ。充電中の配線の煩わしさがなくなり、デスクやベッドサイドにおける充電がよりスマートになる。ただ、筆者も経験があるが、寝ているときに時間を確認した際、うっかり充電器から外れてしまうと、電源が落ちて朝を迎え、真っ青になる──というリスクもある。
これら2つの機能は、「Androidへのスペック面でのキャッチアップ」にすぎないが、それでも、KGI Securitiesのアナリスト、Ming-Chi Kuo氏によると、iPhone 6シリーズが樹立した約1億2000万台という半年の出荷台数を上回る可能性があると指摘している。
次期「iPhone」は有機ELとワイヤレス充電で買い替え進む--著名アナリスト(11/30)Appleは世界エイズデーに合わせて、11月30日から12月6日までキャンペーンを展開した。Appleはエイズ撲滅を掲げるREDと、設立以来10年間パートナーシップを継続してきた。
REDは着実な成果をアピールしており、2005年当時、毎日1200人ものHIVに感染した赤ちゃんが生まれていたが、今日この数字は400人にまで低下し、2020年までにゼロにできるとしている。
REDは資金を100%寄付してきたグローバルファンドに、これまで3億6500万ドルを集めたが、そのうち1億2000万ドルがAppleからだった。これまで、iPodやiPhoneケースを初めとした(PRODUCT)RED製品を発売し、売上の一部を寄付してきた。今回のキャンペーンに合わせて、魅力的な赤いiPhone 7向けSmart Battery Caseと、iPhone SE用レザーケースを発売した。
加えて、App StoreやApple Payといった、Appleのモバイル・決済プラットホームを活用した寄付活動も展開した。App Storeでは、 #GamesForREDとして、アプリ開発者に対してRED寄付用の特別アイテムを配信してもらい、売上の全額をグローバルファンドへ寄付している。また、AppleでのApple Pay経由の購買ごとに1ドル、最大100万ドルを寄付するプログラムも実施した。
Appleにおける企業の変化は、REDへの寄付の方法を多様化したことからも感じられる。
アップル、世界エイズデーに合わせて(RED)製品を拡大(12/01)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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