Googleは数週間後、仮想現実(VR)プラットフォーム「Daydream」をリリースする計画だという。Bloombergが報じた。VR対応の「Android 7.0 Nougat」が米国時間8月22日にリリースされたことを考えると、十分にありうる話だ。
記事によると、GoogleはこのVRプラットフォーム向けのオリジナルコンテンツに数十万ドルを投資しているという。Googleは、VRコンテンツとアプリを買収し、トップクラスのYouTubeタレントによる360度動画の製作にも資金提供している。Hulu、Netflix、IMAXも、自社のライブラリをDaydreamに提供する予定だ。
Googleがこれまでにリリースしたのは、Daydream向けヘッドセットのリファレンスデザインのみだ。このリファレンスデザインは、Android 7.0を実行するDaydream対応のハードウェアを要件としている。どのメーカーのスマートフォンが対応する予定なのかは不明だ。サムスンなどのハードウェアメーカーはまだこれについて明らかにしていない。
サムスンは8月上旬にこうコメントしている。「当社はGoogleと素晴らしい長期的提携を築いており、今後もさまざまな先端分野で協業していく予定だ。この秋にはGoogleがDaydreamに関してさらなる情報を提供するので、当社も引き続き注視している」
HTCは次期「Nexus」スマートフォンをリリースするとうわさされており、これもDaydream対応デバイスの有力候補だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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